暗黒日記を付けておけ!

清沢洌に捧げるうんちみたいな文章

アスペルガーでも分かる映画の見方と「2人のローマ教皇」

ネトフリ収めを考えてるので見る。

病院に行くも、「IQテストをします」とか言われて逃げてしまった。

まあ診断されてないだけで確実にアスペなので、映画を見るのに苦労する。
「今のシーン何なの?」と何回もでかい独り言を吐いてしまう悪癖はそれなりに治まったが
、それでも分からないシーンが多いのでいつも、以下に羅列する点を事前に唱えながら映画泥棒のシーンを見て上映を待つことにしている。

 

1 映画はかなりの天才が苦悩の末に生み出した物が多く、それ故にシーンには一瞬の無駄も無い。
つまり全てのシーンに意味があったり何かのオマージュだったりする。
これをあまりに意識し過ぎると難解な映画を見る時に分からなくなる。
エヴァンゲリオン最終回の元ネタと聞いて「8½」を見た時は当惑してしまった。

2 食事をするシーンは交流とか性交のメタファーである。
これはフード理論に詳しい。

3 壁を乗り越えるシーン 高くジャンプするシーンは文字通りの飛翔である。
これは千の顔をもつ英雄に詳しい。

4 常に対比を意識する。
これはバディ物で多い。

 

映画を見る人はこれくらいは普通に分かるのだろうが自分としては常に意識しないと理解出来ないのが悔しい。

治せない病気が一番苦しいな。

 

そして、最近見なければ見なければと思っていた「最強のふたり」を今更見た。
こういうアクションでも無く歴史でもなくラブロマンスでも無い普通の作品を面白く出来るのはすごく才能が要るのだろう。
2人のローマ教皇も宗教的な皮を被ったバディ物で、考えの違う2人の老人が対話し懺悔し飯を食う映画であった。
ただこれだけの映画なのに何故面白いのだろうか。

 

結論 いい映画